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腰痛はなぜ起こるのか その対処法とは

2020/04/03

腰痛はなぜ起こるのか その原因とは

 

連日、当院には腰の痛みで来院される患者様が多くいます。高齢者の方の重度の腰痛の症例もありますが、今回はギックリ腰の手前のような一瞬ズキッとくるような痛みの患者様に絞って原因や対処法について説明していきたいと思います。

 

若い方や中年層の方が圧倒的に多いので引っかかる方は是非ご覧ください。

 

まずは腰の痛みの原因について。

腰の痛みには二種類あります。

1.特異的腰痛

皆様でも聞き覚えのある「腰椎椎間板ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症」など原因がわかる症状を言います。腰の痛みに加え、足に痺れをを感じたり歩くことすら困難になる方もいます。全体の腰痛の1割~2割ほどがこの特異的腰痛の該当します・

2.非特異的腰痛

こちらは原因のはっきりとしない腰痛を言います。腰痛の方の8割~9割はこの非特異的腰痛に分類されます。

非特異的腰痛の原因には様々な種類があり、特定するのは難しいと言われています。姿勢の悪い方、重いものを持ち上げる作業の多い職種の方、筋肉が張りやすい人に多いのが体内の水分量の少なさです。筋肉をいい状態で維持するためには血液によって栄養を送ってもらわなければなりません。水分を取ることも大事ですが、利尿作用の強いものをなるべく控えるのも重要です。カフェインに気を付けましょう。当院に来られる方のほとんどはいずれかの原因に該当します。

 

ではどのように対処するのか。

接骨院に来られる患者様とご自身でお家でできるケアの仕方をお教えします。

接骨院での対処法

問診時に原因を探ります。姿勢が悪いのであれば正しい位置に矯正する手技をメインにサラシやバンドで固定します。水分量に原因があるのであれば内臓をほぐします。どの方も筋の緊張が強いので超音波で炎症を抑制していきます。3~5日で普段通りの生活に戻る方がほとんどです。完全に痛みが取れるとは言い切れませんが普段通りの動きには戻せます。

セルフケアの仕方

コロナの影響でなかなか外に出るのも難しい方が多くいると思われますのでお家でできるケアの仕方をお教えします。

寝る際に腰が痛む人は腰の部分にタオルを敷くなどして負担を減らしましょう。水分量が気になる方は常温の水を飲むように心がけましょう。カフェインの強い飲み物にはご注意を。コルセットやバンドがある場合にはしっかり巻きましょう。原因が何かを探ることが早く良くなる近道になります。普段の生活を見直してみましょう。