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当院でも使用している 「低周波器具」 その効果とは

2020/04/28

当院でも使用している「低周波器具」その効果とは

 

こんにちは戸塚小林整骨院です

 

前回、「電気治療の効果について」で説明をしましたが、その中で当院では3つの電気器具を使っていると書きました。

今回は電気器具にはどのような種類があるのか

それぞれどんな役割があるのか

説明したいと思います。

 

当院では3つの低周波器具を使い分けています。

ハイボルテージ(ハイボルト)

マイクロカレント(MC)

低周波         以上の3つです。

 

1、ハイボルテージ (HV)

大きな目的は、今起きている痛みを抑えることです。痛みが起きている場所に電気で刺激をして散らします。痛みが強い人やケガしてすぐの人などには特に有効です。

血の流れも刺激しますので血行が良くなり治療をサポートしてくれます。

 

2、マイクロカレント (MC)

先ほどのハイボルテージに比べたら電圧が100万分の1ほど弱いものになります。

これによりより細かい細胞に刺激が行きます。細かい細胞たちは、壊れてしまった所を治すための代謝(たいしゃ)を助けてくれます。代謝とは、壊れたものを元の状態に戻すための体の働きです。この代謝をサポートしるのがマイクロカレントの大きな働きです。

また、ハイボルテージに比べて小さい電力のため神経や筋肉が興奮しません。スポーツ選手が筋肉の働きを落ち着かせるためにスポーツ後に使うことが多いです。

ハイボルテージに比べると刺激はほぼ感じません。

 

3、低周波 (ていしゅうは)

前の記事でも書きましたが、筋肉を刺激して血の流れを良くします。筋肉の働きも血の流れには重要なのです。そして、血は栄養とホルモンを運びます。

 

このように、それぞれアプローチの仕方は違います。患者様の状態やどこを痛めているかによって使い分けていきます。意味のない治療器具はありません。刺激がないと効果を感じられないと思う方もいるかと思いますが、すべてに意味があって行っています。