当院でも使用している 「低周波器具」 その効果とは
当院でも使用している「低周波器具」その効果とは
こんにちは戸塚小林整骨院です
前回、「電気治療の効果について」で説明をしましたが、その中で当院では3つの電気器具を使っていると書きました。
今回は電気器具にはどのような種類があるのか
それぞれどんな役割があるのか
説明したいと思います。
当院では3つの低周波器具を使い分けています。
ハイボルテージ(ハイボルト)
マイクロカレント(MC)
低周波 以上の3つです。
1、ハイボルテージ (HV)
大きな目的は、今起きている痛みを抑えることです。痛みが起きている場所に電気で刺激をして散らします。痛みが強い人やケガしてすぐの人などには特に有効です。
血の流れも刺激しますので血行が良くなり治療をサポートしてくれます。
2、マイクロカレント (MC)
先ほどのハイボルテージに比べたら電圧が100万分の1ほど弱いものになります。
これによりより細かい細胞に刺激が行きます。細かい細胞たちは、壊れてしまった所を治すための代謝(たいしゃ)を助けてくれます。代謝とは、壊れたものを元の状態に戻すための体の働きです。この代謝をサポートしるのがマイクロカレントの大きな働きです。
また、ハイボルテージに比べて小さい電力のため神経や筋肉が興奮しません。スポーツ選手が筋肉の働きを落ち着かせるためにスポーツ後に使うことが多いです。
ハイボルテージに比べると刺激はほぼ感じません。
3、低周波 (ていしゅうは)
前の記事でも書きましたが、筋肉を刺激して血の流れを良くします。筋肉の働きも血の流れには重要なのです。そして、血は栄養とホルモンを運びます。
このように、それぞれアプローチの仕方は違います。患者様の状態やどこを痛めているかによって使い分けていきます。意味のない治療器具はありません。刺激がないと効果を感じられないと思う方もいるかと思いますが、すべてに意味があって行っています。