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五十肩からの黄色信号に気づくには。
2020/04/10
男女共に多くの方を悩ませているのが「五十肩」の痛みです。
突然、肩に痛みが出て腕が上がらない、後ろに手が回らないなど私生活に影響が出てきます。五十肩になりやすい姿勢がありそれは猫背の方は肩が内側に入ってしまい関節周囲の環境を悪くしてしまいます。
詳しい原因は解明されてはいませんが、考えられる原因として
1神経、血管が影響している
:肩の周辺組織を動かし栄養しているのが頸部の神経、血管です。
頚椎の並び、骨の間隔や筋肉の緊張度が悪くなることで痛みや痺れなどが症状と
して出てきます。
2女性ホルモンの分泌減少
男女共に50代以降になると女性ホルモンが減少し筋肉、腱、靭帯や関節を包む
関節包が硬くなり関節周辺のバランスが崩れ関節の間が狭くなり骨と骨が衝突
し筋、関節をスムーズに動かす滑液包を傷つけ炎症が起きてしまいます。
3筋力低下
:適度な運動、トレーニングをしていないと筋力は低下しやすく関節を動かしたり
支えたりするのが弱くなります。そのため「何もしていなくても腕が痛い」など
の症状が出てきてしまいます。
症状は3段階に分けられます。
急性期
:肩が重く感じる、首や肩の周りに張りがある、動かすと強く痛みが出る
安静時痛(何もしなくても痛い)、夜間痛(痛くて寝られない)がある。
拘縮期
:痛みで動かさない状態が続き関節が硬くなり、可動域が狭くなる
慢性期
:強い痛みが軽減し動かせる可動域が出てくる
急性期では特に安静が大切です。拘縮期と慢性期の区別が難しくあまり動かさないでいると、癒着という組織同士がくっ付いて関節が動かなくなってしまい一番厄介になってしまいます。ある一定の時期になったら動かし始めるのがポイントです。