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横浜の外反母趾専門が小指の痛みを解明

2018/08/10

横浜の外反母趾専門が小指の痛みを解明

外指の外反内反といえば、足の親指が小指側に曲がり、親指の付け根の骨が出っ張ったような変形が特徴です。しかし、それとは逆に足の小指が親指側に曲がっていたり、小指の付け根の骨が出っ張ったような変形をしてしまった人もいると思われます。小指の付け根に歩くたびに激しい痛みが走ったり、小指の外側や裏側などにタコが出来てしまったり赤く腫れあがるなどの症状があります。実はこれらの症状は内反小趾と呼ばれるもので、指の外反内反と共に現れる場合が多いのです。

原因として考えられるのは、足指に踏ん張る力がなくなり、小指側の靭帯が緩んでしまった結果、その靭帯に付着している骨は緩んでしまった分だけ外側に開いてしまい、小指は逆に内側に曲がってしまうため小指がさらに踏ん張ることができなくなり、小指の付け根に体重が集中して痛みが現れます。さらにパンプスやヒールなどの先端が細くなった靴を履き続けてしまうと症状を悪化させてしまい、小指が圧迫されてより強い痛みが現れてしまうのです。

これらの症状に対する施術方法としては外反母趾の時と同じく、カサハラ式バランステーピング法を用いて指を開き、足の甲を締めて足が本来持っている機能を発揮させます。痛みが強い人は横ぶれによる小指側の負担を軽くするために、足首をサラシで固定すると効果的です。この施術を1~2ヶ月ほど続けていくことが大切です。

指の外反内反は知っていても内反小趾については知らず、それどころか気付かずに日常生活を過ごしている方は、多くいらっしゃると思います。小指の握る力が大きく低下してしまった結果、指の爪自体も退化して、無くなりかけている方も中にはいるかもしれません。また、小指に踏ん張る力がないと、身体の横揺れを止めることができないため、揺れの影響を大きく受けてしまう上部の首を悪くしてしまう場合もあります。離れていても首と足の関係性に注意して日常生活を過ごしましょう。