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横浜の外反母趾専門が足の指の外反内反の種類を解明

2018/08/25

横浜の外反母趾専門があしの足の指の外反内反の種類を解明

足の指の外反内反を詳しく調べると5通りの発生パターンと5種類の変形がみられます。初期では判断基準が難しいかもしれませんが、特徴を早期判断し早期処置をすることが変形を最小限に抑える大切なアプローチです。今回はそれぞれの変形について説明します。

①靭帯性外反母趾

主に足裏の刺激不足により踏ん張る力が弱くなるため、足の横幅(横アーチ)を支えている横中足靭帯が伸びたり緩んだりすることによって、親指が小指側に曲がってしまう外反母趾です。その約80%に小指が親指側に曲がってしまう内反小趾がみられます。

②仮骨性外反母趾

浮き指により親指の付け根を強く打ち付けて歩くと打ち付けが強い部分に仮骨形成が行われます。これにより親指の付け根の骨だけが異常に出っ張った状態になり、親指は曲がっていないのに外反母趾にみえてしまいます。

③混合性外反母趾

①と②が合併して現れる外反母趾です。最初はどちらか片方から始まり、次第にその両方の用をが現れることが多いです。

④ハンマートゥ性外反母趾

浮き指の人や生まれつき指が長い人に起こりやすい外反母趾です。病的ハンマートゥ(先天性)とは区別します。

⑤病変性外反母趾

リウマチや足へバーデンなどの病的要素があるので著しく変形し、多くの場合脱臼を伴います。また、事故や怪我などによる変形も含まれます。

 

まずご自身がどの変形パターンに当てはまるかを照らし合せてください。それぞれのパターンと変形の種類によって、治療の方法も変わってくるのです。