横浜の足裏のトラブル専門がアキレス腱の痛みについて解明
横浜の足裏のトラブル専門がアキレス腱の痛みについて解明
こんにちは
戸塚小林整骨院です。
今回はアキレス腱の痛みについて説明します。単純にアキレス腱の痛みといっても細かく分けると3つに分けられます。
1、アキレス腱炎
スポーツや急な長時間歩行の後に、アキレス腱の中間付近の一部が腫れて痛みがでます。特に足関節を背屈する(上へ上げる)と痛みが増します。
2、アキレス腱周囲炎
下腿三頭筋(ふくらはぎを構成する3つの筋肉)が常に緊張している状態です。アキレス腱自体が痛いというよりも、アキレス腱が引っ張られて、ふくらはぎとアキレス腱の付着部に痛みがでます。かかとの痛みや骨の変形も起こります。
3、アキレス腱滑液包炎
先ほどのアキレス腱周囲炎により靴と擦れて、アキレス腱の周囲の滑液包に炎症がでて、痛みを伴う症状をいいます。
次は、それぞれの原因についてです。
1、アキレス腱炎
かかとのうち付けが多くなるとアキレス腱への負担がかかってしまい、痛みが出てしまいます。かかとの打ち付けは浮き指によるものが多いです。
2、アキレス腱周囲炎
アキレス腱炎とは違い、足の裏の筋群が緊張する事により、ふくらはぎの筋肉が引っ張られ痛みが出てしまいます。これも浮き指により、足の裏に筋肉が引っ張られてしまうのが原因です。
3、アキレス腱滑液包炎
上の2つの症状にプラスして窮屈な靴を履いてしまった場合、アキレス腱周囲の滑液包に炎症を起こしてしまいます。
このようにアキレス腱の痛みといってもいくつかの痛みがあります。しかし原因をたどっていくと、足の裏の状態が関係していることがわかります。足を動かしてみると、ふくらはぎの筋肉が動くのがわかると思います。ふくらはぎに痛みが出ても原因は違う部分にあるというのをぜひ頭に入れてもらうと対応しやすいかと思われます。