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戸塚小林整骨院が背骨について解明

2019/02/19

戸塚小林整骨院が背骨について解明

 

こんにちは戸塚小林整骨院です。

 

今回は背骨についてです。正式には脊柱と呼びます。脊柱は一本の骨だけではなく、成人では26本の骨で構成されるようになります。

 

その内訳は、

 

上から頸椎が7個、

 

次が胸椎で12個、

 

その次が腰椎で5個、

 

お尻に入って仙骨と尾骨が1個ずつというふうになっています。

 

他の動物も頸椎は同じ数あります。なので首の太い象も、首の長いキリンもなども人間と同じ7個の頸椎で成り立っています。

 

先程、内訳の際に仙骨と尾骨だけ最後、骨がつくのに少し疑問を持った方もいたのではないでしょうか。この仙骨と尾骨、もともと小児期の頃までは仙椎と尾椎と呼ばれていて仙椎は5個、尾椎は3~5個で構成されています。この椎体の間には繊維軟骨の椎間板があり成長に伴って上下の椎体を結合していきます。そうしていくにつれ複数個あった骨が1つになり仙骨と尾骨と呼ばれるようになります。

 

先程、頸椎は人間も他の動物も変わらないと書きましたが、腰椎は少し違います。胸椎は人間だけ前弯しています。これを腰椎前弯と呼びます。人間の体を横から見ると、首が前、胸が後ろ、腰が前、お尻が後ろに出て全体的に見るとS字状になっています。このS字状が人間の二足歩行を可能にしています。

 

脊柱の動きについても少し説明します。頸椎の可動性は前後左右など広いのですが、それに比べ胸椎や腰椎は可動域が狭いです。こうした脊柱の特徴を知っておくことで怪我の予防や機能向上などにもいきます。そこまで難しい話しではありません。頭の隅に置いといてもらいたいと思います。