今日の患者様
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成長期に起こる膝の痛み 12歳の男の子

2020/12/08

本日は成長期に起こる膝の障害(オスグッド シュラッター病)の疑いの患者様が来院されましたので紹介いたします。

 

この方は12歳に男の子で学校のクラブ活動でバドミントンをしていて、週末はクラブチームで野球をしています。

 

今年の四月頃から膝に痛みを抱えて、整形外科で治療をしてもらっていたそうなのですが、なかなか痛みが取れず紹介で当院に来院されました。

 

この年頃の子供の骨はまだ大人の骨にはなっておらず軟骨になっていて筋肉などに引っ張られて剥がれてしまうことがあります。

 

エコーで確認したところ、この子の膝の骨は筋肉のくっついている部分が綺麗な骨線を描いておらず痛んでいる事が分かりました。

 

この状態で放っておいてしまうとなかなか炎症は取れません。包帯で膝の動きを制限する必要性があります。

 

原因となっている筋肉を緩ませて包帯で固定を施しました。

 

この子のように骨がまだ成長している途中の段階で痛みが出てしまう例は多くあります。

 

痛みがある場合は我慢せずお近くの病院や整骨院などで診てもらいましょう。